卵と麺、瀬戸内海vs地中海

病み上がりの今日、お昼はやはりうどんを食べたくなった。その旨を、いつもお昼をともにしている係の皆さんに伝えると、「そう言うだろうと思って、昨日は麺類を控えておいた」とのお返事。なかなか嬉しい配慮である。うどんといえばやはりこの店、「つるとんたん」だ。迷わず「つるとん釜玉」をいただく。釜玉とは、ゆであがった温かい麺に卵と醤油をかけて頂くスタイルの麺であり、病み上がりには最適と思われる。ただし麺2.5玉という量*1だけが、病人向きではなかったかも知れない。つるとん釜玉は半熟に焼き上がった卵に、生の卵黄が乗せてあった。醤油をかけ、まぜまぜして頂く。美味だ。讃岐うどん巡礼の旅では釜玉の名店「山越」には行けなかったが、この釜玉というスタイルはかなり好きだ。
さて夕食、何を食べようかと迷っている私の目に飛び込んできた看板は「小岩井 パスタ&デリ」。地下鉄二重橋前駅から丸ビルへ続く地下道にぽつんとある店である。ここではカルボナーラ(大盛り)を頂くことにした。小麦で作った麺に、卵がからんだソースという点では釜玉と共通だが、当然ながら味わいは全く違う。順序が逆だったらちょっとしんどかったかも知れない2つの麺を平らげ、帰路につきましたとさ。

*1:0.5玉から3.0玉まで、料金不変でオーダーできるのだ