マンション

10年前、阪神大震災が起こった時。高速道路の高架が倒壊したり、ビルが根本から折れて倒れたりと、信じられないような光景がブラウン管に映っていた。そしてその時にも、鉄筋の量が規定より少なかったとか、コスト優先の手抜き工事とか言われていたのを憶えている。そして、それは関西には地震はないという「神話」に基づくものであり、かつ住民たちも地震に対する備えがなっていない、首都圏ではこの規模の地震があってもこのようなことはあり得ないと、東大の地震学者力武教授(故人)がボロカスに言っていた*1ことも憤りと共に鮮明に憶えている。
冗談ではない。直下型地震が大都市を直撃した場合の惨状を知っているはずの者が、地震対策の強化地域にこんなものを作るなんて。
絶対に一軒家を建てようと心に誓った、今日この頃。

*1:そして次の日から全くテレビに出してもらえなくなったのも憶えている