政治家の妄言

九州国立博物館の開館記念式典で麻生総務大臣が呆けたこと言ったらしい。一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本の他にないのだそうだ。へえ。
こないだ夏の甲子園の開会挨拶でも文部科学大臣が妙なことを口走っていたけれども、こういうのを見たら可哀想になる。たいして興味もない、専門分野でもないところで挨拶しろって言われる政治家先生は大変だね。
こういった式典の場で、いわゆる「エライ人」に挨拶してもらうっていうのは日本の文化なのか?それとも世界的に行われているのか?わからんけれども、専門家の前で素人がスピーチするという姿は非常に痛々しく、中身も聞くに堪えないものであることが多い。国立博物館の開館式典なら、学士院の会長とか、文化庁長官とか、専門畑をあゆんできた人にスピーチしてもらえばそれで全て丸く収まると思うのだが、なんでヘンなのがしゃしゃり出てくるのかね?
政治家先生は多忙なんだから、国のまつりごとに専念して頂こうじゃないか。