ファイト、ニッポン

群馬県選挙管理委員会が「ファイト、ニッポン」と書いたビラを選挙啓発用に用意していたが、新党日本ができた関係で12万枚を回収したらしい。
…まぁ、気を遣って遣いすぎということはないし、これ自体はひどく誤った判断とはいえまい(これが長野県ならなおさらだ)。小学校の頃、選挙啓発ポスターコンクールというのがあったのだが、そのとき「公明選挙」という語句は使わないようにしましょうと言われたし。
しかし、しかしだね。
政党が国名そのものを名乗るのはどうなのかね?
それも日本共産党のように、日本ではないところに重点がある名前ならともかく「新党日本」という何のこっちゃらわからん名前を付けていいのかね(以前日本新党ってあったけど)。
この選挙期間中にバレーボールの日本代表が試合をしたら、「ニッポン、チャチャチャ」は自粛しないといけないのか?もう少し飛躍して「新党この国」「新党わが国」なんてのができたら、他党の候補者が「この国のために」「わが国の発展に尽くします」という文言を使えなくなるのか?気にしすぎかもしれないけれども、日本の政治団体が日本のために働くのは当然のことなんだし、こんな無意味な名前の政党がボンボン出てくるのはちょっと制限をかけたほうがいいんじゃないだろうか。