花園大学戦@太陽が丘球場

私が試合に出たわけではない。後輩たちの試合を見に行ったんだけれど、6回表を終わって4-0で勝っていたのに、投手のバテ具合を見て「勝てるかな…」6裏に1点取られて「やばいな…」7裏にまた1点取られて「これは負けるな…」さらに8裏には不運な当たりの連発で無死満塁を迎え、「ああ、終わった…」もう気分は土俵際(この時まだ4-2で勝ってる)*1。流れが完全に相手にいってしまった試合。今まで何度も、こんな流れで逆転負けするチームを、試合を見てきた身として、試合後に選手を慰めるセリフばかり考えていたわけ。ところがここから必死に粘ってくれた。ベンチからの声はとぎれることなく、チームが一体になって勝ちをむしり取った感じ。8回の大ピンチを1失点で切り抜け、9回の先頭打者を切った時、初めて「あぁ、勝てる」と思った。寿命は何年縮んだか分からない、ボクシングで言えば12ラウンドフルに戦って、相手より自分の顔のほうが腫れ上がってるけど判定勝ち…みたいな。よく勝ちました。

*1:試合後、ピッチャーはこの場面「コールド負け覚悟しましたよ」って言ってた。